妊娠希望のある看護師は
できれば夜勤は避けたい。
妊娠してからのことも考えるとハードな仕事は今のうちにやめておきたい。
と考えたり、
妊活で不妊治療を視野に入れていると
なるべく今の職場で働き続けたいけど正社員と不妊治療の両立はなかなか大変そう。
などのように看護師としての今後の働き方について悩んだりしていませんか?
そのように悩んでいるあなたに日勤のみの仕事もしくはパートで働くことをぜひおすすめしたいです。
この記事では妊娠希望のある看護師の働き方について、パートをしながら不妊治療をしていた私が詳しくお話していきます。
妊娠希望のあなたにあった働き方がみつかるかもしれません。
妊娠希望のある看護師の働き方!こんな働き方や職場はあなたの負担になる可能性がある
妊娠希望の看護師にとって特に次のような働き方や職場である場合、妊活や妊娠したときにあなたの負担になる可能性があります。
夜勤がある
夜勤は不規則な生活になりやすいのでホルモンバランスが乱れやすくなる可能性があります。
実際に私は夜勤をしていたとき生理周期が乱れていました。
また、もし妊娠した場合、夜勤の人員が少ない中で多くの業務や力仕事をせざるを得ないこともあります。
妊娠希望であるならば夜勤は極力避けたほうがいいかもしれません。
力仕事が多い
特に寝たきりの患者さんが多いところだと力仕事をする機会が多いでしょう。
妊活をしていて妊娠の可能性がある、もしくは妊娠が判明したばかりでまだあまり周りに言えない時期だと力仕事をすることが不安要素になるかもしれません。
妊娠出産に関して理解が得られにくい職場
妊娠出産に関して理解が得られにくい職場であると妊活をする場合や妊娠してからの周囲の対応があまり思わしくない可能性も考えられます。
例えば、妊活(特に不妊治療)で治療のために勤務調整をしてもらいたい、妊娠したので少し業務負担を減らしてほしい、夜勤免除を早くからしたいなどあなたの希望がなかなか叶わない可能性もあります。
妊娠希望である場合、日勤やパートのみの仕事をおすすめする理由は次のようなメリットがあるからです。
- 夜勤がないので体への負担が減る
- 日勤のみの仕事であれば比較的力仕事が少ない仕事がある
- 日勤のみの職場やパート勤務が多い職場の場合、子育てしているママナースも多く、妊活や妊娠に関して理解が得られやすい可能性がある
妊娠希望のある看護師のための3つの働き方
では、妊娠希望の看護師の働き方について3つ紹介していきます。
日勤のみの仕事(正社員)をする
日勤のみの仕事であれば夜勤がもちろんないため規則的な生活が送れます。
また、比較的身体的な負担が少なめの仕事も多いです。
ここで日勤のみの仕事をいくつか紹介しましょう。
特におすすめな日勤のみの仕事
クリニック
クリニックは、内科・小児科・産婦人科・整形外科など様々な科があるので、自分に合った(働きたい)所や自分の経験が活かせる所を選ぶことが可能になります。
また、日・祝が休みのところがほとんどであるので家族との時間も確保できます。
詳しくはこちら→クリニックの看護師は楽?メリットもたくさんあるけど決して楽とは言い切れない!
病院外来
病院外来は土日祝日が休みのところがほとんどです。
クリニックと違って病院外来であればクリニックよりも比較的に早めに仕事が終わりやすいという利点があります。
詳しくはこちら→外来で働く看護師は大変?外来で働くメリット・デメリット、向いてる人とは
デイサービス
看護師としてのスキルの向上はあまり見込めませんがゆったりした環境で働きたい、高齢者と接するのが好きという人にはおすすめの職場です。
詳しくはこちら→デイサービスの看護師って実際どうなの?気になるあれこれまとめてみた
訪問看護
訪問看護は給料が良く、ママさんナースも多くいるので子育てなどに理解もありプライベートの融通が利きやすいです。
ただし、オンコールがあるところが多いので事前に確認をしましょう。
詳しくはこちら→訪問看護で働く看護師はメリットが多い!?家庭と両立したい人には良いこと尽くしかも?
健診センター
主に問診や採血・血圧測定などを行います。
残業がほぼなく土日祝休みのところが多いです。
決まった業務が好き、もしくは苦ではないという人にはおすすめの職場です。
詳しくはこちら→健診で働く看護師の仕事内容とは?メリット・デメリット、向いている人って?
産業看護師
社員のケガの対応やメンタルヘルスを含めた健康管理を行います。
基本土日休みでデスクワークがほとんどなので体力的な負担は少なくなります。
詳しくはこちら→産業看護師は保健師資格がなしでもできる!産業看護師のお仕事について紹介
保育園看護師
子どもの健康管理や保育の補助を行います。
子どもたちから元気をもらい癒やされるというメリットがあります。
子どもと接する仕事がしたいという人にはおすすめです。
詳しくはこちら→保育園看護師をしたいけど小児科経験なしでも大丈夫?仕事内容やメリット・デメリットとは
以下の記事もあわせて読んでみてください>>妊娠希望があり転職したい看護師が転職前に知っておきたいこと
パートをする
妊活で不妊治療を考えている方にはパート勤務はとてもおすすめできます。
私も病院看護師を退職後しばらくしてからパート勤務を始め、不妊治療(体外受精)もやっていました。
正社員とは違ってパート勤務であれば勤務時間や日数を希望することができたので不妊治療と仕事の両立がとてもしやすかったです。
不妊治療と今の仕事の両立ができるか不安な方はパートで働くこともぜひ検討してみてください。
以下の記事もあわせて読んでみてください>>看護師が妊活するのにパートはおすすめの働き方。そう思えた3つの理由
今の職場でそのまま仕事を続ける
妊娠希望だからといってわざわざ職場を変えずに今の職場で仕事を続ける人がほとんどかもしれません。
ただ、夜勤がある場合は不規則な生活になりやすいので体調管理はしっかり行う必要があります。
また、妊活や妊娠することに関してある程度の職場の理解と協力が得られることが望ましいです。
不妊治療を含めた妊活を考えているのであれば、あらかじめ師長などに必要時は勤務調整が可能かどうか相談しておくといいでしょう。
妊娠希望のある看護師は不妊治療を始めると正社員で働くのは大変になる?
不妊治療を始めたからといってすぐ大変になるわけではない
不妊治療を考えている方にはパート勤務はおすすめと言いましたが、もちろん不妊治療を始めるからと言って正社員で働いていると治療と仕事の両立がいきなり大変になるわけではありません。
不妊治療にはステップがあり、はじめはクリニックでタイミング法から始める人が多いと思います。
夜勤があるとタイミングが取れないとか、日勤のみの仕事だけど指定された日になかなか受診ができないなどの不都合は生じるかもしれませんが、その場合はクリニックの先生に相談したり、受診日をずらしてもらったりなどの対応はしてもらえるはずです。
体外受精を始めると難しくなる可能性がある
体外受精を始める場合は正社員で働いていると両立が大変になることがあります。
採卵日まで頻回に受診が必要となり、いきなり採卵日が決定することがほとんどなので仕事を休んだりしなくてはならず、職場の理解が得られないと仕事との両立が難しくなります。
そういった面で考えるとやはりパートだと両立しやすいのです。
【まとめ】妊娠希望のある看護師のおすすめの働き方は日勤やパート
看護師は夜勤があったりハードな仕事が多かったりするため、妊娠希望の看護師は働き方に悩むかもしれません。
しかし、日勤のみの仕事やパート勤務であればあなたがより妊活や妊娠しやすい環境になるでしょう。
妊娠希望のある看護師の働き方として次の3つの働き方があります。
- 体調のことを考え規則的な生活に戻し、ハードな仕事を減らすためにも日勤のみの仕事をする
- 不妊治療を考えている場合は仕事と両立しやすくするためにパートをする
- 今の職場で仕事を続け、職場の理解や協力を得ながら妊活をする。
妊娠希望のあなたが少しでもストレスなく働けるよう、あなたにあった働き方を考えてみましょう。
以下の記事もあわせて読んでみてください>>看護師が妊活のために転職したい!知っててほしいことと実際に利用した転職サイトを紹介
コメント