妊娠希望があり転職したい看護師が転職前に知っておきたいこと

妊娠・出産する前に働き方を変えたい、妊活と両立できそうな職場に移りたいなどの理由から今のうちに転職したいと思っている方もいるでしょう。

そして、転職のタイミングや転職先、転職後の妊娠などについて迷ったり悩んだりしていませんか？

妊娠希望で転職を考える際にぜひ知っていてほしいことがあります。

今回は、同じような理由で悩んだ私が、転職をする際に特に知っていてほしいことをまとめました。

妊娠希望の看護師で転職を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

妊娠希望で転職したい看護師はまずは早めの行動が大切

私の経験から妊娠希望で転職したいのなら早めに行動することをおすすめします。

その理由を説明します。

授かりものなので妊娠がいつになるかわからない

妊娠できるタイミングや時期は誰にも分かりません。

私は、病棟看護師を退職後、約半年間専業主婦をしていました。

その間、新しく仕事をすることを考えていたのですが

「新しく仕事を始めるなら自分のやりたい仕事をしたいけれど、なかなか希望の求人はないし、妊活と仕事を両立しやすい職場がどこなのかもわからない。このまま希望にあった求人が出るまで仕事を探す？でもその分妊活も遠のいてしまう。

なら、無事妊娠出産して落ち着いてから仕事を探すべきなのか？でもいつ妊娠できるかもわからない。どうしたらいいんだろう。」

このように働き方や仕事をはじめるタイミングについてかなり悩み、時間だけが過ぎて行きました。

「もっと早めに行動しておけばよかった、時間がもったいなかった」と後悔しています。

転職の時期やタイミングを悩んでいるのであれば、早めの行動が本当に大切です。

結局今の職場でズルズル働いてしまう可能性がある

妊娠希望で転職するタイミングを悩んでいる間に、師長などからうまく言いくるめられたり、辞めにくくなるような仕事・役割を与えられたりする可能性もあります。

そうなると、転職するタイミングを見失ってしまいます。

そして、結局嫌々ながら今の職場で仕事を続けることにもなりかねません。

繰り返しになりますが、妊娠希望で転職したいのであれば、早めに転職活動を行いましょう。

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妊娠希望の看護師が転職先を選ぶうえで重視すべきポイント

妊娠希望があり転職先を選ぶ際の基準として、以下のポイントを参考に探してみてください。

ママナースが多い

妊娠・出産するとなると師長からあまりいい顔をされなかったという話など聞いたことはありませんか？妊娠希望であれば、できるだけ妊娠出産に対してあまり快く思われないような職場は避けたいですよね。

ママナースが多い職場であれば、妊娠・出産・育児に対して理解や協力が得られやすい環境であることが多いです。

私は、妊娠希望で仕事を探している時、転職サイトの方からママナースが多く在籍しているところであれば妊活も取り組みやすい環境である可能性が高いというアドバイスももらいました。

なので、ママナースが多そうな職場を見つけてみましょう。

休みの取りやすいか

もし、なかなか子どもを授かれずに不妊治療をするとなった場合、休みの取りやすさは重要になります。

不妊治療では、通院回数が多くなり突然の通院が必要になることもあるため、できるだけ柔軟に対応してくれるところが望ましいでしょう。

また、いづれ妊娠・出産し復帰して子どもが病気をした場合に、休みが取りづらい職場であれば、後々あなたが苦労してしまうことにもなりかねません。

残業やハードな仕事が多くないか

看護師は、突然の入院や急変などで残業になることはよくあります。

また、体力的にもハードな仕事が多い傾向にあります。

残業やハードな仕事が多くなると、疲労が蓄積し、生活習慣が乱れたり、ストレスが溜まったりなど、心身へ悪影響を及ぼすこともあります。

妊娠希望であれば、できるだけ心身のストレスが少なく、体調が万全である状態が望ましいので、残業やハードな仕事が少なくなるような所を選びましょう。

夜勤はあるのか

夜勤で不規則な生活になり、なかなか眠れなかったり、体調を崩しやすくなったりしていませんか？

妊娠希望で規則正しい生活に戻したいのであれば、できるだけ夜勤がない所を選ぶことをおすすめします。

私は夜勤のない仕事に変えてから体調を崩しにくくなり、生理も定期的に来るようになりました。

こちらの記事もあわせて読んでみてください＞＞妊活のために夜勤をやめることも選択肢!夜勤のない仕事も視野に入れてみよう。

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妊娠希望で転職する際、面接で妊娠希望であることを伝えるべき？

妊娠希望で転職を考えている場合、面接で志望動機や妊娠出産の予定を聞かれたらどのように答えたらいいのか悩みますよね。

志望動機ではあえて正直に妊娠希望で選んだことを伝える必要はありません。

それ以外で、あなたがその職場に魅力を感じた点や、働いてみたいと思った理由などを伝えましょう。

面接で、もし妊娠出産の予定などを聞かれた場合は、そこでは正直に「いずれは（妊娠出産を）考えています。」と答えましょう。

ちなみに転職した場合すぐに妊娠することはあまりおすすめしません。

その理由は次の項目で説明します。

妊娠希望でも転職したらすぐには妊活しないほうがいい理由

もし転職した場合、すぐに妊娠・出産することはあなたにとってデメリットになることもあります。

職場に居づらくなる

もし、転職してすぐに妊娠すると、周りから「ようやく仕事を覚えてもらったばかりなのに…」と思われる可能性ももちろんあります。

またそれ以外に、あなた自身が、「転職したばかりなのに職場に迷惑かけることになる」「周りからどう思われているのだろう」などと気がかりに感じ、職場に居づらくなってしまう可能性もあります。

そのような不安を抱えてしまうこと自体、妊娠中の体にもあまりよくありません。

育休がもらえない場合がある

産休は誰でも取得することができますが、転職して１年以内の妊娠・出産では、育休は場合により取得できない可能性があります。

どのような場合かというと、雇用されて１年未満の場合です。

職場によっては１年以内でも育休を取得できるところもありますが、もしかすると１年未満では取得できない可能性もあるので事前に確認をしておきましょう。

【まとめ】妊娠希望での転職!よく知ってから転職活動を始めよう

妊娠希望で転職する場合、少しでもスムーズに妊娠出産に到達できるよう転職活動を進め、自分にあった条件の職場を見つけ働きたいですよね。

しかし、実際転職活動を始めるとなると私のように転職のタイミングや転職先、転職後の妊娠などについていろいろ悩むことがあるかもしれません。

事前に以下のことをよく知っておきましょう。

これらのことを知っておくことで、スムーズに転職活動や妊活を行うことができるかもしれません。