妊活のために夜勤をやめることも選択肢!夜勤のない仕事も視野に入れてみよう。

看護師の妊活

病院で働いているほとんどの看護師にとって夜勤は付き物です。

しかし、妊活をしようと思っている看護師の中には、夜勤は妊活に良くなさそうだから夜勤をやめて夜勤がない仕事をしたい思っている方もいるのではないのでしょうか?

私自身も夜勤をしていたときは、妊活には良くなさそうだから夜勤はなるべく避けたいと思っていました。

看護師の仕事は、夜勤のない仕事もたくさんあるので、夜勤が妊活に良くないと感じていてやめたいと思っているのであればもちろん夜勤を嫌々続ける必要はありません。

この記事では妊活のために夜勤のない仕事を選んだ私が、夜勤があることでのデメリット、夜勤をやめることで得られるメリット、妊活のために夜勤をやめたほうがいいケース、看護師の日勤のみの働き方などについてお話していきます。

妊活するうえで夜勤があることのデメリット

やはり妊活をするうえで夜勤があるといくつかのデメリットが出てきます。

生活リズムや食生活が乱れ、体調にも影響を及ぼす

夜勤をしていると生活リズムは崩れやすくなり、夜勤明けに暴飲暴食をしていると食生活も乱れます。

その結果、体調を壊しやすくなったり、ホルモンバランスが崩れ生理周期が乱れたりすることも考えられます。

実際に私自身も、夜勤明けの翌日は遅くまで寝ていたり、夜勤開けの開放感からジャンクフードをよく食べていたりで生活リズムや食生活が乱れることがありました。

その影響なのか生理も乱れることが多かったです。

タイミングを取りにくくなることがある

夜勤をしているとパートナーと休みが合わなくなったり、夜仕事に行くことで一緒に過ごせる時間が少なくなったりすることがあります。

その結果、すれ違いの生活になりやすく、予定排卵日と夜勤が被ってしまうとタイミングが取れなくなってしまうこともあります。

基礎体温を継続して付けられない

妊活のために基礎体温を付けている方は多いと思います。

しかし、夜勤があると継続して基礎体温をつけることが難しくなってしまいます。

排卵日付近で夜勤があると基礎体温の計測ができないので排卵の予測が少々難しくなることもあります。

不妊治療がやりにくい

特に体外受精をはじめると、治療のスケジュールに合わせて夜勤の調整をしてもらわないといけなかったり、夜勤中に(時間の指定されている)薬を使わないといけなかったりで両立が大変になることもあります。

妊活のために夜勤をやめることで得られたメリット

私は夜勤をやめることでいくつかのメリットが得られました。

※あくまで私自身の意見です。

生活習慣が改善され、体調が整いやすくなった

夜勤をやめてから、まずジャンクフードを欲しがることがあまりなくなりました。

また、毎日夜はしっかり睡眠が取れるようになったので、夜勤をしていたときに比べると疲労を回復させやすくなり、慢性的な疲労が軽減し体調が整いやすくなりました。

そのおかげなのか、私の場合乱れていた生理も定期的に来るようになりました。

妊活や不妊治療をしやすい環境になった

通院をするために夜勤の勤務調整などが必要になる場合もあり、それを考えるとなかなか妊活のステップアップに踏み出せない人もいるのではないでしょうか?

私は、夜勤をしていなかったからこそ治療の幅をひろげやすく最終的には体外受精へステップアップする決意がしやすかったのかなと感じました。

また、夜勤がないため予定排卵日にタイミングを取りやすくなり、タイミングが取れなかったときの地味なストレスを抱えることも減りました。

さらに、基礎体温を毎日継続して付けられるようになったのに加え、夜勤がなくなったよい影響のおかげか生理周期が整ってきたので基礎体温と生理管理アプリを併用しながら排卵予定日をより推測しやすくなりました。

ストレスが減り気持ち的に楽になった

夜勤は夜中に急変や看取りが起きることもよくあるので、緊張感が常にあったり、夜勤明けになにか業務のやり残しがないかヒヤヒヤすることがありました。

私はそういったものがなくなったおかげか気持ちがだいぶ楽になり、夜勤で感じていた特有のストレスが減りました。

妊活のために夜勤をやめたほうがいいケース

妊活のために夜勤をやめるとなると職場自体を変えないといけない場合があるかもしれません。

そう考えるとなかなか夜勤をやめることに踏み出せない方ももちろんいると思います。

しかし、妊活のために夜勤をやめることをおすすめするケースもあります。

夜勤の影響で体調が優れない状態が続いている

看護師は日々ハードな仕事が多いです。

その上さらに、夜勤をしていると眠りたい時間になかなか眠れず、疲れやストレスが溜まりやすくなったり、夜勤明けの暴飲暴食などから体調を崩しやすくなることもあります。

その結果、私のようにホルモンバンスが乱れて生理不順になる場合もあります。

夜勤によって体調が優れない状態が続いているのであれば、妊活にも影響が出てしまう可能性があります。

妊活をしづらい職場環境である

今後、妊活において治療のステップアップも考えているにも関わらず、なかなか夜勤などの勤務調整をしてもらえなさそうな職場で、あなたがそのような環境では妊活をしていくのが難しそうと感じているのなら夜勤のない仕事への転職も検討してみましょう。

夜勤が嫌でストレスになっている

夜勤は日勤に比べると業務量は少なくなるため「夜勤は日勤より楽だから好き」という看護師もたくさんいますが、私はどちらかというと夜勤が嫌いでした。

人手が少ない分、受け持ちの患者さんが多くなり、急変や緊急入院などがあった場合はかなり忙しくなるからです。

また、夜勤はとにかく眠たく、疲労も感じやすかったからです。

私と同じような理由で、夜勤をストレスに感じている方もいるのではないのでしょうか。

ストレスを抱えることは妊活のためによくありません。

妊活のため夜勤をやめるなら日勤で働ける仕事を探してみよう

私は、病院の看護師を退職後しばらくしてから日勤のみのパートで健康管理業務の仕事を始めました。

看護師でも夜勤のない仕事もたくさんありますよ。

看護師で夜勤のない仕事

看護師で日勤のみで働ける仕事先は主に以下の通りです。

病院の外来

診察・処置の介助や患者指導、病棟とのやり取りなどを行います。

土日休みを取ることができ、残業が少なめです。

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クリニック

診察の介助や処置のほかに、クリニックの清掃や器具の洗浄・消毒などを行う場合もあります。

自分の働きたい診療科で働くことができます。

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デイサービス

利用者の健康状態の観察や日常生活援助、リハビリの見守りなどを行います。

ゆったりとした環境で働くことができます。

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訪問看護

利用者の健康観察、処置や医療機器管理、リハビリや日常生活支援、終末期のケアなどを行います。

比較的給料が高めで、働き方も選びやすいです。

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保育園看護師

園児の健康管理や保健指導、応急処置、必要時は保育の補助を行います。

病院とは違った環境で働くことができます。

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産業看護師

従業員の健康管理やメンタルヘルスケアを行います。

デスクワークが中心なので身体的疲労は少なく、大手の企業であれば福利厚生がいい場合もあります。

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健診業務

問診や身体測定、採血などを行います。

残業がほとんどなく、急変対応なども基本ありません。

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看護師の転職サイトについて知りたい方はこちらの記事を読んでみてください>>看護師が妊活のために転職したい!知っててほしいことと実際に利用した転職サイトを紹介

看護師以外の仕事をしてみるのもおすすめ

気分転換を兼ねて看護師とは別の仕事をしてみるのもおすすめです。

私は病院勤務を辞めてから、在宅でライターの仕事を少しだけしていました。

自分の経験や趣味・特技を活かして記事を書くこともできるので、初心者でも取り組みやすく、自分の隙間時間に仕事ができたのがすごく良かったです。

【まとめ】妊活のための夜勤免除はなかなか難しいからやめることも選択肢!

妊娠すると夜勤免除をしてもらえる職場が多いと思いますが、妊活のために夜勤免除をしてくれる職場はそうそうないと思います。

だからこそ、あなたにとって夜勤が妊活に何かしらの影響を与えていてストレスに感じているのなら、やめることを選択肢として考えてみましょう。

夜勤をやめて日勤だけで働く方法もありますよ。

夜勤をやめることであなたの感じている負担が減り、妊活をしやすい環境が手に入るかもしれません。

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