「保健師資格はないけど産業看護師として働きたい！」
私自身も産業看護師の存在を知ってから、働いてみたいと憧れていました。
しかし、やはり求人はほぼなく、保健師資格なしで産業看護師に少し類似した健康支援事業のお仕事をパートでやっていました。
求人さえあれば、もちろん保健師資格がなしでも産業看護師として働くことは可能です。
今回、健康支援事業に携わっていた私が、産業看護師のお仕事事情についてお話していきます。
これを読めば産業看護師についてより詳しく知ることができますよ♪
保健師資格がなしでもできる産業看護師の仕事内容
産業看護師の仕事は以下の内容です。
・従業員の応急処置や手当て
ケガや体調が優れない従業員の応急処置や手当てを行います。
・従業員の健康の管理や予防
健康診断の実施や健康診断の結果などから生活習慣の指導やアドバイスを行います。
また、従業員の健康相談に応じたり、働いている職場環境を把握し、必要であれば職場に改善の実
施を呼びかけます。
・従業員のメンタルヘルスケア
メンタルヘルスケアでは、特にストレスチェックなどを行い、１人１人のストレスの度合いを把握
し、改善のための助言や指導、また必要であれば産業医との面談の実施を行います。
※ストレスチェックの実施は、看護師資格だけの場合は研修を受ければ実施者になることができます。実際に私も研修を受けに行き（研修は１日だけです。）、実施者としてストレスチェックを行っていました。
保健師資格がなしでもできる産業看護師のメリット・デメリット
メリット
夜勤がなくカレンダー通りの休みがある
産業看護師は夜勤はありません。
また、土日祝日、年末年始など休みになるので、カレンダー通りの休みをとることができます。
看護師の仕事で夜勤がなく、カレンダー通りに休めるのは嬉しいですね。
身体的な負担が少ない
産業看護師はデスクワークがほとんどです。
病院で働く看護師のように仕事で体力を使うことはあまりないので、身体的な負担はかなり減ります。
私もデスクワークがほとんどだったのですが、仕事が終わったあとの疲労感が全然違いました。
大手の企業などであれば福利厚生がいい場合も
大手の企業で働けた場合、福利厚生が充実しているので、病院よりいい待遇を受けれる可能性もあります。
デメリット
ビジネスマナーが必要になる
企業看護師はその会社の一員となるため、ビジネスマナーが必要になります。
私もそうでしたが、病院で働いていたときにはあまり意識していなかった細かいところがビジネスマナーとしてアウトだったりすることもあり、注意を受けたこともあります。
特に電話での応対は少し苦労しました。
求人数自体が少ない
産業看護師はそもそも求人数自体がかなり希少です。
私自身も転職サイトに登録し産業看護師をずっと探していましたが、担当者にもめったに出ないと言われたくらいです。
求人が出たとしても、やはり保健師資格を持っている看護師が優先的に採用されやすいようです。
ちなみに私がしていた健康支援事業の仕事は、知人の紹介で働くことができました。
看護師としてのスキルに関してはブランクができる
やはり産業看護師は、看護技術を実施することはほぼなくなってしまうので、再び医療現場で働きたいとなった場合、ブランクを感じることがあるでしょう。
私自身もいづれはまた医療現場に復職したいと思っているのですが、スキルなどに不安はあります。
保健師資格がないから不安！産業看護師が向いている人とは
プライベートと仕事を両立したい人
夜勤がなく、カレンダー通りに休めるとなると、プライベートも充実させやすいです。
子育てしている人などにとっても、家族との時間がしっかり取れます。
保健師資格がなくても保健師のような仕事がしたい人
看護師は基本病気を抱えた人と向き合い、治療を行っていく職業です。
保健師は病気やケガを予防をするために全ての人と関わる職業です。
保健師資格はないけど、保健師のような仕事に携わってみたいという人にはやりがいを感じる仕事でしょう。
身体的な負担が少ない仕事をしたい人
前でも話しましたが、やはりデスクワークがメインになるので、身体的負担はかなり減ります。
看護師でも身体的負担の少ない仕事をしたいという人にとっては、とても働きやすいでしょう。
【まとめ】産業看護師は保健師資格がなくてもOK！
産業看護師は人気職で求人数自体もあまりないですが、求人があって採用されれば、保健師資格なしでも大丈夫です。
特に以下の人には働きやすくやりがいを感じる仕事となるでしょう。
・プライベートと仕事を両立したい人
・保健師資格がなくても保健師のような仕事がしたい人
・身体的な負担が少ない仕事をしたい人
産業看護師のお仕事を探す場合は、非公開求人になりやすいので転職サイトに登録しておくことをおすすめします。
人気職なので、ぜひ求人を見逃さないようにしましょう！
↓看護師の転職についてはこちらの記事を読んでみてください↓
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